「70代の母が更年期障害のような症状を訴えているけど、もしかして更年期?」と疑問に思いますよね。
この記事では、70代に入って更年期障害になることはありえるのか?70代に入って考えられる病気とは?についてご説明いたします。
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70代でも更年期障害の症状が出る?


70歳代で「めまい」「体のだるさ」など更年期症状に似た症状が出ることはありますが、更年期障害ではありません。
なぜなら、更年期障害とは、更年期(主に40代~50代)に入り女性ホルモンの分泌量が急激に減少するために、さまざまな症状が出ることです。
70代に入ると、ホルモンバランスは安定しており、急激に変化することはありません。ですので、70代で出る症状は更年期障害によるものではないということになります。
70代の体調不良の原因は?
ご本人様は、どのような症状がでていますか?症状によって、考えられる病気は変わるため、はっきりとこの病気だと断定することはできません。
ですが、特に更年期障害と症状が似ている病気は、
・自律神経失調症
・甲状腺疾患(甲状腺機能亢進症・低下症)
・精神疾患(うつ病など)
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などがあげられます。
また、高齢者は免疫力や体力も落ちているため、さまざまな病気にかかりやすい年齢です。少しでも体の不調が見られるようであれば、お医者さんで診察を受けるようにしてください。
特に「食欲がない」「なんとなく元気がない」など、一見病気ではなさそうな症状が出ていても、大きな病気が隠れている可能性もあります。どんな病気も、早め早めの治療が大切です。少しでもおかしいなと思うことがあれば、診察・検査を受けてくださいね。