更年期便秘が解消しにくい原因と必ず便を出せる6つの対策法

厚生労働省の発表によると、便秘に悩んでる女性の平均年齢は46.7歳。更年期前後の女性が便秘になりやすいのは、データでも分かっている事実なのです。

便秘になると、腸の中に老廃物が溜まっていき、その老廃物が腐って有害なガスを発生させます。有害なガスの一部は血液に入り込み、全身の細胞や臓器に送り込まれ、頭痛・肩こり・肌荒れ・免疫力の低下など、さまざまな悪影響を及ぼします。

また、女性がなりやすいがんの1位は大腸がんですが、これは「便秘による著ない環境の悪化」も主な理由の一つなのではないかと指摘されています。

つまり、「たかが便秘だから」「そのうち出るからいいか」と放置しておくのは、とても危険なのです。解消法を試して、早めに便秘を治すようにしましょうね。

 

スポンサーリンク

更年期に便秘になりやすい原因

更年期に悩む主婦・山田さん
どうして更年期は便秘になりやすいのでしょうか?
くみちゃん先生
更年期の便秘は、女性ホルモン減少やストレスによる自律神経の乱れが原因です。胃腸はストレスなどのメンタルの影響を強く受ける、ということを覚えておいてくださいね。

 

自律神経の乱れ

交感神経と副交感神経からなる「自律神経」のバランスが乱れると、便秘をおこしやすくなります。

私たちが緊張したり興奮をすると交感神経が優位になります。交感神経が優位になると、胃腸のぜん動運動が低下し、便秘をしやすくなります。逆に、リラックスしている(=副交感神経が優位)状態だと、便は出やすくなります。

例えば、「コンサートを見ているとき」と「お家でリラックスしているとき」だと、どちらの方が便が出やすいでしょうか。言わずもがな、お家でリラックスしているときですよね。コンサートを見ているときは、お家とは違い(無意識であっても)緊張状態になるため、便をしたい気持ちにはなりにくいんです。

更年期に悩む主婦・山田さん
自律神経のバランスが乱れると、便秘になりやすいのは分かりました。でも、私はストレスなく過ごせていると思うのですが、それでも自律神経は乱れているものなんですか?
くみちゃん先生
その通り。更年期は、女性ホルモンの減少更年期特有のストレスによって、気づいていなくても自律神経は乱れがちになっているんですよ。
年齢ごとのエストロゲンレベル比較データ

私たちはエストロゲンという女性ホルモンの一種を分泌しています。しかし、加齢と共に卵巣機能が低下するため、作れるエストロゲンの量も減少していきます。エストロゲンが分泌できなくなると、自律神経も乱れやすくなるのです。

また、更年期特有のストレスによって、自律神経が乱れやすくなることもあります。更年期は、身の回りの環境や状況が変わりやすい時期です。旦那との関係や子供の進路、両親の介護など、さまざまなことを考えなくてはならない時期ですよね。

それらがストレスとなり自律神経が乱れ、常に交感神経が活発な状態になってしまい、便秘をおこしている可能性があるのです。

 

食生活の乱れ

「更年期障害で食欲が止まらない・食欲旺盛になる理由と3つの対策法」の記事でも説明している通り、更年期は食欲が旺盛になる時期です。

特にエストロゲン減少による働きを強く受けている人は、「自分でも信じられないくらいお腹が空いて、ドカ食いしてしまう」ということもあるそうです。そうなると、栄養のあるものだけでなく、脂っこいもの・お菓子・スイーツなどもどうしても食べてしまいますよね。

お肉などの動物性たんぱくが多いものや、食物繊維の少ない食べ物は、便秘をおこしやすくなります。

 

更年期の便秘を解消する方法

くみちゃん先生
更年期便秘の解消法はたくさんありますが、基本的には、
①食生活の改善
②生活習慣の改善

が重要です。

頑固な便秘に悩んだことがある人は既にご存知かと思いますが、体質によって解消法に合う・合わないがあるので、「〇〇をしたから必ず便秘が解消する」と断言できる訳ではありません。例えば、お水を多くのむようにしただけで便秘が解消した人から、どれだけ食生活に気をつけて運動をしていても、便が出ないという人もいらっしゃいます。

「自分ができそうだな」と思うことから始めてみてください。思わぬことで、便秘が解消できることもあります。

特に頑固な便秘に悩まれている方は、何を改善してもなかなか便秘が治らず、つらい思いをされていることでしょう。「なかなか便秘が治らない」という方は、生活・食生活の改善だけではなく、サプリメントや漢方などの力も借りてみてください。

 

水をしっかりとる

水分が足りていないと、便秘をしやすくなります。理想の摂取量は、1日約1500ml程度です。(参考:女性ホルモン基本辞典 平田雅子著)

お水をしっかり飲んでいても、コーヒーや緑茶など利尿作用が強い飲み物も飲んでいる場合は、水分が流れやすくなっているので注意が必要です。また、お酒をよく飲む人も、水分が奪われやすくなっているので、お水を多めに飲むようにしてくださいね。

 

食生活を改善する

食べるものによって便秘になりやすくなっている人は、食生活を改善することで、便秘が改善する可能性があります。

特に意識したいのが、食物繊維を多く含む食べ物を食べることと、ファストフードやお肉など動物性たんぱく質が多い食べ物を控えること。

「便秘には食物繊維が効果的!」というのはあまりにも有名なので、あなたも既にご存知かと思います。食物繊維は、キノコ類・海藻類・野菜(ゴボウ、アボガドなど)・果物(バナナ、アロエなど)・ドライフルーツなどに多く含まれています。

ただ、食生活を改善したからと言って、、全ての人が便秘を治せる訳ではないということも知っておいてください。

個人的な話になりますが、更年期に入り、一時期かなり頑固な(一週間に一度しか出ない)便秘になったため、食生活を極端に変えたことがあります。

塩分・糖分・脂が多い食べ物はほとんど取り入れず、五大栄養素をたっぷり含んだ食事内容にし、特に食物繊維は意識して入れました。フルーツにはヨーグルト+バナナ+プルーンという最強の便秘解消メニューを取り入れたつもりでした。

しかし、便秘はまったく解消しませんでした。おそらく、私の便秘は「食生活」からきているものではないのか(女性ホルモンやストレスなど)、食生活以外にも問題がある(運動や水不足など)、ということが分かったのです。

食生活を改善することはもちろん重要です。しかし、頑固な便秘に悩まれている方は、食生活以外の生活習慣も改善する覚悟をお持ちになったほうがいいでしょう。とてもつらいことですが・・・。

 

ストレスをためないようにする

「更年期の便秘の原因」で説明した通り、交感神経が活発であると便秘のなりやすいもの。ですので、できるだけリラックスする時間を作ってストレスを解消し、副交感神経を優位にさせるようにしましょう。

特に、ストレスを感じやすい人、緊張することが多い人、悩み・不安などを抱えている人は、常に交感神経が活発になりがち。心にダメージを受け続けている状態では、治るものも治りません。

「最近あまりゆっくりできていないな」と感じる人は、ぜひリラックスできる時間を作ってみてください。

 

睡眠をしっかりとる

あなたは、毎日しっかり眠れていますか?寝付くまでに時間がかかったり、朝早く起きてしまったりしていませんでしょうか?

「更年期障害による不眠・眠れない原因と解消法とは【薬・生活習慣】」という記事でも説明している通り、更年期は女性ホルモンの減少が影響するため、睡眠トラブルにみまわれやすい時期です。

しっかり睡眠をとれていないと、これもまた自律神経が乱れやすくなります。特に「朝早く目覚めてしまう」という人も多いのですが、本来寝ているべき時間に起きてしまうと、交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかなくなり、交感神経が活発になりすぎることがあります。

「今まであまり眠れていなかった」など睡眠について悩みがある人は、まず、そちらを改善するようにしてみてください。そうすることで、便秘が解消するかもしれません。

 

下剤をやめる

特に「数日に一回しか出ない」「一週間に一回出ればいいほう」という頑固な便秘に悩んでいる方は、下剤に頼りがちになっていませんか?実は下剤を使い続けていると、腸がもともと持っている力を十分に発揮しなくなり、便が出にくくなります。

ヤクルト・ミルミルを飲む

2017年にツイッターで拡散され、一気に有名になった便秘解消法です。

気軽に始められますし、美容やダイエット効果も期待できるおすすめの方法です。

スポンサーリンク


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です