更年期に微熱が続く原因と3つの対策法!もしかして病気の可能性も?

「微熱が続いているけど、なんで?」「微熱があるけど、もしかして病気?」と、心配されているかもしれませんね。更年期には、更年期特有の理由によって微熱が続くことがあります。

こちらの記事では、「更年期で生理がある人の微熱の原因」も「更年期で閉経を迎えた人の微熱の原因」もそれぞれ説明しています。

 

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更年期に微熱が続く原因

更年期に悩む主婦・山田さん
なぜ更年期に微熱が続くことがあるのでしょうか?
くみちゃん先生
更年期の微熱の原因は、
①排卵(生理がある場合)
②エストロゲンの減少
③ストレス

だと考えられます。詳しく説明していきますね。

 

排卵(生理がある場合)

閉経前であれば、排卵日前後に微熱がでたり、体温があがることがあります。これは生理がある女性なら、誰もがおこることです。

閉経前の基礎体温(低温期と高温期)

もしも排卵による微熱であれば、いつも排卵日前後にやや体温が上がっているはずです。これは、排卵をするとプロゲステロン(黄体ホルモン)が分泌されるため。

「いつも排卵日前後に微熱がある」のであれば、それは排卵しているから体温が上がっている、ということになります。病気にかかっている心配は必要ありません。そうだと分かると、安心できますよね。

一方、閉経すると排卵はなくなりますので、体温が上がる「高温期」はなくなります。生理が終わっているのに微熱が続く場合は、排卵以外の原因で微熱が続いていると考えてください。

 

エストロゲンの減少

更年期には、卵巣機能が低下しエストロゲンが減少することで微熱が続くことがあります。

今まで問題なく分泌できていたエストロゲンを分泌できなくなると、ホルモンの分泌を指示・調節している脳の視床下部(ししょうかぶ)という部分が「なぜ卵巣はエストロゲンを分泌してくれないの?」と混乱しうまく働かなくなってしまいます。

視床下部は体温や、自律神経・心臓の鼓動・呼吸数などの生命活動をも司っているため、視床下部がうまく働かないと体温が上がったり下がったりしやすくなるのです。

 

ストレス

ストレスでも、微熱をおこすことがあります。

ストレスで微熱がおきる原理は、初めに説明した「エストロゲンが減ると微熱が出る理由」と同じです。強いストレスがかかったり心の負担になるような悩み・不安などがあると、自律神経が乱れやすくなります。

自律神経が乱れると、やはり脳の視床下部はうまく働かなくなってしまいます。さきほど説明しました通り、視床下部は体温を調節している器官のため、上手く働かないと体温が上がったり下がったりしやすくなってしまいます。

更年期は、ストレスなど心理的なダメージを受けやすい時期です。夫婦関係、子育て、金銭関係、両親の介護、自分の健康のことなど、考えなくてはならないことがたくさんありますよね。それらが、無意識のうちにストレスとなってあなたを傷付けている可能性があります。

 

更年期に微熱と吐き気がある原因

「更年期障害で吐き気がおきる原因と対処法【気持ち悪い】」の記事でもご紹介している通り、ストレスによって自律神経が乱れ交感神経が活発になりすぎると、脳がつねに興奮した状態になり吐き気をおこしやすくなります。

あまりに微熱も吐き気もひどい・長く続く場合は、胃腸炎などの病気の可能性があります。早めに病院で受診をするようにしてくださいね。

 

更年期に微熱が続くのを対策する方法

基礎体温をつける

「微熱があるな」とわかったときには、基礎体温をつけることをおすすめしています。なぜなら、「どれくらい微熱が続いたか」や「どのタイミングで微熱があるか」を把握できるからです。

「微熱が続く原因」でも説明しましたが、生理がある場合は、排卵日前後に体温があがっている可能性があります。基礎体温をつけることで、排卵による微熱かそうでないかを確認することができますよ。

 

無理をしない

微熱が続くだけでなく体調が悪い時は、どうか無理をしないようにしてください。より自律神経の乱れが大きくなり、微熱が引くにくくなる可能性もあります。

更年期障害による症状はなかなか改善しにくかったり、日によって体調が大きく変わったりします。「寝ているのもつらいし、ちょっと頑張ろうか」と無理をしてしまう人も多いのですが、無理は本当に禁物です。

「更年期障害のめまいの原因や特徴とは?病院での治療内容や対策法について」でも少し触れていますが、更年期症状が悪化してめまいをおこし、ふらついて大けがをしたという人もいらっしゃいます。

更年期は、自分が思っているように体や心を動かしにくいものです。体調が悪い、気分が悪いときには、ゆっくりお休みするようにしてくださいね。あなたが悪い訳ではありませんので、休んでいるときにも自分を責めないようにしてください。

 

大豆イソフラボンを摂る

大豆イソフラボンはエストロゲンと似た働きをするため、積極的に摂ることで微熱が治る可能性があります。農林水産省も「大豆イソフラボンがもつ更年期症状改善効果」を認めており、更年期には意識をして食べたい食材の一つなのです。

しかし、大豆イソフラボンの過剰摂取は、かえって体調不良をおこす可能性があります。大豆イソフラボンの摂取量・副作用・含まれている食品などの詳しい情報は「大豆イソフラボンが更年期障害に与える効果とは!摂取量や副作用は?」にてご説明しています。

 

病気が原因で微熱が続いている可能性も?

くみちゃん先生
あまりに微熱が長引く場合は、病気が隠れている可能性もあります。

以下のような病気が隠れているかもしれません。

・風邪
・肺炎
・胃腸炎
・結核
・リウマチ
・膠原病
・腫瘍
・甲状腺疾患
・脳の機能障害

更年期に特にかかりやすいのは甲状腺疾患です。甲状腺疾患は、甲状腺ホルモンの分泌異常によっておきる病気のことで、更年期症状と似たような症状がでるため見落としがち。「更年期障害と甲状腺疾患の違いとは?甲状腺疾患の原因と予防方法」でも詳しく説明していますので、こちらも参考にしてください。

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