

「更年期に入り何となく調子が悪くなってきたから、もしかしたら更年期障害かもしれない」と感じていませんか?こちらの記事では、更年期障害を疑うときに病院の何科で診てもらうべきか?についてご説明しています。
*病院での詳しい検査内容の記事は「婦人科(病院)での更年期障害の検査内容を徹底紹介【体験談付き】」をご覧ください。
スポンサーリンク
更年期障害は病院の何科で診てもらうべき?
婦人科
更年期障害は、エストロゲンという女性ホルモンが不足することで症状が出る病気です。ホットフラッシュ、めまい、頭痛、疲れやすい、倦怠感など、更年期に入り今までに感じたことのない症状がでてくるようであれば、更年期障害の可能性が高いと言えます。
婦人科では、問診、内診、血液検査(ホルモン濃度の検査)などを行い、更年期障害かどうかを診断します。一般的な内科などではホルモンの検査を行っていませんので、更年期障害かどうかをはっきりと診断することができません。
更年期には、さまざまな不定愁訴(原因がないのに症状がでる)に見舞われるものです。「めまいと、関節痛と、気分の不調が気になる」からと言って、耳鼻科、整形外科、心療内科と渡り歩くことになると時間もお金もかかって大変ですよね。
まずは婦人科で更年期障害かどうかを診てもらいましょう。もしも更年期障害であればホルモン治療や漢方治療で症状を治療していくことになります。更年期障害の可能性が低い場合は、気になる症状を専門として診ている病院に行きましょう。
更年期外来
更年期障害の診察は、更年期外来でもかまいません。婦人科と同じように、更年期障害かどうかの検査を受けることができます。
心療内科(精神科)
「イライラ」「抑うつ感」などの気分の不調がひどく出ていて、婦人科や更年期外来に行ったものの更年期障害ではなかった場合、心療内科への受診をおすすめします。
「更年期障害でうつになる?更年期うつ・うつ病の違いと治療法とは」の記事でも説明している通り、うつは脳の細胞が正常に働くなる病気で、「気持ちを強く持てば治る」とか「やる気を出せば何とかなる」というものではありません。
「更年期障害でうつっぽくなっていたと思ったら、ホルモンに関係なくうつ状態だった」という人も多くいらっしゃいます。もしも精神的な不調が気になるようであれば、心療内科など心の治療を受けられる病院へかかってみてください。