更年期に下痢をするのはなぜ?お腹を下す本当の原因と解消・予防法

更年期に下痢をするのはなぜ?お腹を下す本当の原因と解消・予防法
更年期に悩む主婦・山田さん
更年期に入り下痢をしやすくなったのですが、そんなことはあるのでしょうか?若い頃はそんなことなかったのですが・・・。
くみちゃん先生
山田さん、大丈夫ですか?実は、更年期になり下痢をしやすくなる女性はたくさんいらっしゃるんですよ。

「40代・50代に入ってから下痢をしやすくなった気がする」
「原因が分からないけど下痢をしてしまう」
と、悩んでいませんか?特に、予想もしていないタイミングでお腹を下してしまうと困ってしまいますよね。

あなたの下痢は、更年期特有の原因でおこっているかもしれません。

この記事では、

・更年期に下痢をしやすい原因
・更年期の下痢を解消・予防する方法

をご紹介しています。

 

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更年期に下痢をしやすい原因

更年期に悩む主婦・山田さん
なぜ更年期は下痢をしやすくなってしまうのでしょうか?
くみちゃん先生
更年期に下痢をしやすくなる原因は、
①自律神経の乱れ
②胃腸の働きの低下
③食べすぎによる消化不良

があげられます。

自律神経の乱れ

更年期に入ると、女性はどうしても自律神経が乱れやすくなります。自律神経が乱れる原因は、エストロゲン(女性ホルモン・卵胞ホルモンとも言う)にあります。

年齢ごとのエストロゲンレベル比較データ

脳の視床下部(ししょうかぶ)という中枢から、卵巣に「エストロゲンを作って!」と指令が出され、卵巣でエストロゲンが分泌されます。エストロゲンは、私たちの体つきを女性らしいものにする、卵胞の成長をサポートする、妊娠しやすいように子宮内膜を分厚くする、脳の働きを活性化するなど、さまざまな働きをしています。

しかし、更年期に入ると、エストロゲンを分泌していた卵巣の機能が低下してしまいます。卵巣機能が低下すると、若い頃のように十分なエストロゲンを分泌することができなくなります。

ですが、脳から「エストロゲンが足りないよ!早く作って!」という指令が卵巣に送られます。しかし、卵巣の機能は低下していますので、何度指令がきても卵巣はエストロゲンを作り出すことができません。

これらが繰り返されることで、脳は「なぜ卵巣はエストロゲンを作ってくれないの!?困るじゃないか!?」と混乱してしまいます。

更年期に悩む主婦・山田さん
卵巣がエストロゲンを分泌できなくなると、脳が混乱してしまうんですね。でも、なぜ脳が混乱すると自律神経が乱れるんですか?
くみちゃん先生
脳の視床下部という中枢は、ホルモンの調節だけでなく、自律神経の調節も行っている部分なのです。
更年期に悩む主婦・山田さん
なるほど、エストロゲンが分泌できなくなると脳が混乱する。脳が混乱すると、脳が行っていた自律神経の調節もうまくできなくなる。ということですね!
くみちゃん先生
その通りです!そして、自律神経は、食道から直腸までのぜん動運動も行っています。つまり、自律神経が乱れると、ぜん動運動が乱れ、下痢をしやすくなるのです。

私たちがご飯を食べると、食道を通って胃に運ばれ、小腸、大腸へと移動していきます。この食道から大腸までの移動をぜん動運動と呼びます。

自律神経が乱れてぜん動運動がうまくできなくなると、便秘や下痢をおこしてしまいます。

 

加齢による消化機能の低下

長寿科学振興団体によると、「加齢によって、小腸では消化液を分泌する能力が低下し、消化吸収が悪くなる」とされています。若い頃は脂っこいものをたくさん食べれていたのに、歳を取ると脂っこいものが食べられなくなるのはこのためです。

加齢によって消化機能が低下したからと言って、毎日のように下痢をしてしまうという人はいないはずです(もしその場合は、他の病気が考えられます)。しかし、消化機能が低下していて、若い頃よりも「下痢をしやすくなっている」ことに間違いはありません。

先に説明した自律神経の乱れなどと組み合わさり、下痢が引き起こされている可能性もあります。

 

食べすぎによる消化不良

更年期には食欲が増しやすく、一度にたくさん食べることによって下痢をおこすことがあります。

エストロゲン(女性ホルモン)には、食欲抑制効果があると報告されています。(「エストロゲンと糖代謝」笹岡教授ほか)つまり、エストロゲンが減少する更年期には、何もしなくても食欲が増えてしまうのです。

「気づいたらアイスを何個も食べてしまっていた!」「食べ放題でモリモリ食べるのが好き!」という方も多いのではないでしょうか。ですが、たまに下痢をして困っているという方は、食べ過ぎたものが消化できないことが原因かもしれません。

 

更年期の下痢を解消・予防する方法

更年期に悩む主婦・山田さん
下痢を解消・予防するためには、何をすればいいでしょうか?
くみちゃん先生
下痢を解消・予防する方法は、
①消化しやすいものを食べる
②善玉菌を増やす
③腸内環境を整える

などがあげられます。

 

消化しやすいものを食べる

下痢が続いているときは消化しやすいものを食べましょう。当たり前なのですが、実は多くの人が見落としがちなのも事実です。

今まで下痢をした日は、何を食べましたか?下痢をした日に、共通して食べている食材はありませんか?例えば、卵(特に生・半熟のもの)やお肉(牛肉、豚肉、特によく焼いていないもの)、牛乳、ラーメンなどの油が多いもの、冷たいものなどは食べていませんか?

もし思いあたる場合は、それらの食材によって下痢をおこしている可能性があります。

くみちゃん先生
私も下痢を繰り返したことがあったのですが、原因は一蘭ラーメンでした。同じものを食べて下痢をしていることに気づかない人が多いようです。

 

ストレスをためないようにする

悩みを抱え込んでいたり、強いストレスを感じているときには、ストレスが原因で下痢を引き起こしている可能性があります。強いストレスがかかると自律神経が乱れ、ぜん動運動にも影響するからです。

少しのストレスで下痢をすることはあまりありませんが、最近落ち込むことが多かったり、イライラしがちの場合は、できるだけストレスを解消してください。好きなものに触れたり、趣味を楽しんだり、ゆっくり休んだり、少しでもストレスをためないようにしてください。

 

腸内環境を整える

下痢が続くと腸内には悪玉菌が増え、さらに下痢をしやすい状態になってしまいます。下痢が続いているときには、善玉菌の一種であるビフィズス菌や乳酸菌を積極的にとるようにしましょう。

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