更年期障害で肩こりがひどくなる原因と6つの解消方法!おすすめの漢方薬も

更年期障害で肩こりがひどくなる原因と6つの解消方法!おすすめの漢方薬も
更年期に悩む主婦・山田さん
更年期に入ってから肩こりがひどくなった気がします。更年期障害で肩がこることはあるのでしょうか?
くみちゃん先生
山田さん、大丈夫ですか!?更年期障害によって肩こりを発症したり、悪化することがあります。

「肩がズーンと重たい」
「肩回りがカチコチに固まっている」
という症状にお悩みではありませんか?更年期に入る前から肩こりに悩んでいたという方も多いのではないでしょうか。

厚生労働省の調査によると、日本人女性が気になっている症状の第一位が肩こりだとされています。それほど悩んでいる人が多い肩こりですが、一次的な対処療法しかできていないために、根本的な解決ができていない人も多いのが事実です。

この記事では、

更年期障害で肩こりになる原因
更年期障害による肩こりの解消法
肩こりにおすすめの漢方薬

についてご説明しています。

 

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更年期障害で肩こりになる原因

更年期に悩む主婦・山田さん
そもそも、どうして更年期障害で肩こりになるのでしょうか?
くみちゃん先生
更年期障害で肩がこる原因は、
①エストロゲン不足による血行不良
②加齢による首・肩回りの筋肉の衰え

があげられます。

 

血行不良

そもそも肩こりとは、くび・背中・肩の筋肉が緊張状態になり血行不良をおこすことが原因です。筋肉の緊張状態とは、「パソコンに向かって同じ姿勢を長時間とる」「立ちっぱなし座りっぱなしの状態が長く続く」などで筋肉を動かす機会が減ることでおこります。

更年期に悩む主婦・山田さん
筋肉を動かすと肩こりになるんじゃなくて、筋肉を動かさないでいると肩こりになるんですか!?
くみちゃん先生
そうなんです。筋肉は動かさなくても疲れがたまってしまい、肩こりの原因になるんですよ。

筋肉はブドウ糖を燃やしてエネルギーに変換しています。ブドウ糖を燃やすための酸素は血液が運んでくれています。しかし、血行が悪くなり酸素の量が不足すると、ブドウ糖が不完全燃焼をおこしてしまいます。

ブドウ糖が不完全燃焼をおこすと、乳酸などの老廃物にかわってしまいます。この乳酸などの老廃物が筋肉にたまると、筋肉やその周辺にある末梢神経を刺激して、こりや痛みがおきるのです。

ストレッチなどで体を動かすと、血行がよくなり、体にたまっていた老廃物が流れていきます。

しかし、同じ姿勢をとり続けたりして筋肉を動かさずにいると、筋肉は疲れてしまい、筋肉のあいだを走っている血管が圧迫され血行不良をおこします。すると、血行不良→酸素が足りず肩こりになる→さらに血行不良がおきる→肩こりは悪化する、という悪循環に入ってしまうのです。

 

エストロゲン(女性ホルモン)の減少

私たち女性は更年期になると、「同じ姿勢をとる」「立ちっぱなしになる」など血行不良になりやすいことをしなくても、どうしても血行不良になりやすいものです。というのも、卵巣で分泌しているエストロゲンという女性ホルモンの一種が、血管を拡げ血流をスムーズにする働きがあるからです。

加齢と共に卵巣機能は低下してしまうため、エストロゲンを十分に分泌できなくなってしまいます。血のめぐりを良くしてくれていたエストロゲンが分泌されなくなることで、自然と血行不良がおこりやすくなり、肩こりを感じやすくなります。

 

首・肩まわりの筋肉の衰え

首や肩周りの筋肉が衰えると、周辺で血行不良がおきやすくなり、肩こりの原因となってしまいます。

そもそも日本人は外国人に比べて、首や肩まわりの筋肉量が少ないことが分かっています。筋肉量が少ないと筋肉が負担を感じやすく、肩こりや痛みを感じやすくなるのです。

しかし、筋肉が衰えるほど肩こりがひどくなる訳ではありません。厚生労働省の調査によると、肩こりに悩んでいる人は40代~50代が最も多く、60代に入ると少なることが分かっています。

つまり、肩こりは「首や肩まわりの筋肉が衰えだし」、かつ、「同じ姿勢を取ることが多い」40代や50代に現れやすいということです。

 

ストレス

ストレスが肩こりを引き起こすことをあなたは知っていましたでしょうか。

強いストレスを感じたり不安を抱ることがあると、交感神経が刺激されます。交感神経が刺激されると筋肉は緊張状態になり、血行不良が生じ、こりや痛みを感じやすくなるのです。

「肩こりがつらい、つらい」と思い悩んだり、「肩こりが起きるたびにイライラする」と、交感神経が刺激され余計に肩こりを感じやすくなってしまいます。

 

更年期障害による肩こりを改善する方法

更年期に悩む主婦・山田さん
どうすれば肩こりを改善することができますか?
くみちゃん先生
まずは自分の生活習慣を見直し、肩こりの原因が何かを見つけましょう

肩こりの原因を見つける

体を温める、マッサージをする、湿布を貼るなどをして少しでも肩こりをやわらげようとしていませんか?一時的に肩こりは解消されても、根本的な原因を突き止めない限り、また肩こりを引き起こしてしまいます。

・運動や体を動かすことは少ない
・同じ姿勢を取ることが多い
・猫背気味である
・片方の肩ばかりにカバンをかけている
・頬杖をついたり足を組むことが多い
・冷えやすい生活をしている
・強いストレスや悩みを抱えている

など、肩こりの原因に当てはまるものはないでしょうか?

「運動もしっかりしているし、姿勢もそんなに問題がない」という場合は、更年期障害による自律神経の乱れで肩こりを起こしている場合があります。

 

血行を促進する

「肩こりの原因」でも説明しましたが、更年期の女性は嫌でも血行不良になりやすいものです。「私は冷えを感じにくいし血行不良ではなさそうだわ」「血行が悪いと感じたことはないわ」という人でも、実は血行不良から肩こりを起こしていた・・・ということは多くあります。

血のめぐりを良くするために、湯船にゆっくりつかったり、ウォーキングやジョギングなどの運動をしてみてください。特に「運動をはじめたら肩こりが気にならなくなった」という人が多いもの。ぜひ、チャレンジしてみてくださいね。

 

ビタミンEを摂る

ビタミンEは血行を促進し、肩こりをやわらげる効果が期待できます。

ビタミンEが多く含まれている食べ物は、以下の通りです。

あんこうのきも
13.8
すじこ
10.6
いくら
9.1
アーモンド
29.8

 

クエン酸を摂る

「疲れにはクエン酸がいい!」と聞いたことがある人も多いかと思います。クエン酸は、筋肉にたまった老廃物(疲労物質)を体の外に排出する効果があります。特にひどい肩こりに悩んでいる場合は、クエン酸が含まれている食べ物を積極的にとるようにしてください。

 

DHA・EPAを摂る

DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)には、血行を促進する働きがあります。また、動脈硬化などの重大な病気を予防してくれる成分なので、病気にかかるリスクがあがる更年期には積極的にとるようにしましょう。

 

寝方・枕を変える

朝起きたとき、首まわりに痛みや違和感がある場合、寝方や枕が合っていないことが原因かもしれません。

最も首・背中に負担をかけないのは仰向けの姿勢です。仰向けだと血行の流れを妨げにくいため、肩こりに悩む人におすすめです。

また、枕を使っていない人は、枕を使うようにしてください。枕を使わずに寝ると首の下にすきまができ、後頭部と肩で首を支えるかたちになるので、頭や背中に負担を感じやすくなります。後頭部、首、肩にできるカーブにぴったりフィットする枕がおすすめです。

 

更年期の肩こりを解消する漢方薬

くみちゃん先生
肩こりにおすすめの漢方薬は以下の通りです。体質によって合う合わないがあるため、お医者さんの診断を受けて処方してもらうことをおすすめします。
加味逍遙散(かみしょうようさん)
血の流れをよくして肩こりを改善する
抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんびはんげ)
筋肉の緊張や精神的な不安を改善する
温経湯(うんけいとう)
貧血・冷えなど肩こりの原因を改善する
桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
めまい、冷え、血行不良を改善する

 

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