更年期に胸の張り・胸の痛みがでる2つの原因!乳がんの可能性も…?

「急に胸がパンパンに張ってきた」「胸にチクチク・ズキズキとした痛みがある」とつらい思いをされていませんか?更年期には、ホルモンバランスなどの影響で、胸に張りや痛みがおきることがあります。

こちらの記事では、
・更年期に胸の張り・胸の痛みがある原因
・病気が原因で胸に張りや痛みがでることもある?
についてご紹介しています。

また、乳房ではなく「乳首(ちぶさ)」に痛みがある場合は、「更年期のちぶさ・ちくびの痛みの原因と2つの予防法!乳腺症の可能性も?」の記事をご覧ください。

 

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更年期に胸の張り・胸の痛みがある原因

更年期に悩む主婦・山田さん
どうして更年期に、胸に張りや痛みがでるのでしょうか?
くみちゃん先生
更年期におきる胸の張りや痛みの原因は、
①乳腺症(エストロゲンの過剰分泌)
②PMS(月経前緊張症)

があげられます。

 

乳腺症

更年期の胸の張り・痛みの原因として多いのが乳腺症です。

乳腺症とは、エストロゲン(女性ホルモン)の過剰分泌や、エストロゲンとプロゲステロン(=女性ホルモン)の乱れによっておきる病気のことです。乳房にしこりがあるときも、ほとんどの場合乳腺症が原因です。

私たちが歳を重ねると同時に、卵巣機能が衰えてしまいます。卵巣が衰えて排卵が止まると、エストロゲン(女性ホルモン)が過剰に分泌されることがあるのです。

エストロゲンは、乳管(乳液をだすための細胞が集まってできている菅)と、乳管のまわりにある組織を刺激し広げる作用があります。ですので、エストロゲンが活発になるときには胸がパンパンに張れて痛みがおこりやすくなるのです。

初めに「乳腺症は病気」と書きましたが、乳腺症は良性のものなので、特に治療をする必要はありません。しかし、乳房にしこりがある場合は「乳がん」の可能性も否定できませんので、しこりに気づいたときは早めに病院を受診するようにしてください。

 

PMS(月経前緊張症)

PMSによって、胸に張りや痛みを感じやすくなることがあります。PMSとは、ホルモンバランスの急激な変化に脳が対応しきれず、体にさまざまな不調をおこしてしまうことを指します。

エストロゲンとプロゲステロンの分泌量

上記の図を見ていただいても分かる通り、排卵がおきたあとに、プロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌量が多くなります。妊娠をした場合はプロゲステロンが分泌され続け、基礎体温が高い状態が続きますが、妊娠しなかった場合はプロゲステロンの分泌量が一気に減少します。

この「プロゲステロンが急激に増えて、急激に減る」という変化に脳が対応しきれず、胸が張る・痛む、下腹部痛、便秘・下痢、頭痛、倦怠感、眠くなる、イライラする、などの症状がおきてしまうのです。

「更年期になったらPMSはおきないものなんじゃないの?」と思われている方もいらっしゃいますが、更年期にPMSがおきることももちろんあり得ます。

 

病気が原因で胸の張り・痛みがでることもある?

更年期に悩む主婦・山田さん
胸に張りや痛みがあると、何かの病気なんじゃないか?と不安になってしまいます。
くみちゃん先生
張りや痛みだけの場合は、問題ないことがほとんどです。しかし、しこりもある場合は、乳がんの可能性も否定できません。

胸の張りや痛みと同時に、しこりがある場合は、乳がんの可能性もあり得ます。

乳がんとは、乳房のなかにある「乳腺細胞」に悪性の腫瘍ができることをいいます。「乳腺」とは、母乳をつくりだす「線胞(せんほう)」という部分と、母乳を乳首まで運ぶ「乳管」からできているものです。乳がんの約9割は、乳管から発生したものだとされています。

乳がんのはっきりとした原因は分かっていませんが、エストロゲン(卵胞ホルモン)が大きく関係していることが分かってきています。胸の張りや痛みをおこすのもエストロゲンの過剰な分泌が原因と説明しましたが、このエストロゲンの分泌量などが、乳がんの発症に関わっているのではないか?と言われています。

乳がんの特徴は、胸にしこりができることです。自分の胸を触ったときにしこりのようなものがあると、「もしかして乳がんじゃないか」ととても不安になりますよね。

ですが、乳がんの進行はとても遅く、しこりが1cmを超えるのには約10年間もかかるとされています。ですので、早期発見をして、しこりが大きくならないうちに治療をすれば、多くの人が完治を目指すことができます。

胸に張りや痛みだけでなくしこりもあるようでしたら、婦人科で検査を受けるようにしてくださいね。

 

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