更年期に生理(出血)量が少なくなる原因は?病気の可能性も?

「生理の量が減った」「いつもはもっと出ていたのに、急に出血量が少なくなった」などの症状があると、病気なんじゃないか?と不安になってしまいますよね。

この記事では、更年期に生理が少なくなる原因と、病気が原因で生理が少なくなる可能性についてご説明しています。

 

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更年期に生理の量が少ない原因

更年期に生理の量が少なくなっているのは、卵巣機能の衰えによって女性ホルモンが乱れていることが原因です。40歳以降の過少月経は、閉経に近づいている証拠でもあります。

40歳を過ぎた頃から、卵巣の機能は徐々に低下していきます。卵巣機能が低下すると、卵巣で分泌していたエストロゲン(女性ホルモン)を十分に分泌できなくなっていきます。そうなることで、体のホルモンバランスが乱れだし、生理の量にも変化があらわれてくるのです。

閉経前に多いのが、「周期が長くなり、生理の量は少なくなる」状態です。あなたも、生理周期が長くなっていませんか?

また、「更年期に生理(出血)の量が多い・生理過多になる原因と3つの対策法」でもご説明していますが、「生理の量が減ったと思ったら、いきなり量が増えた」という方もいらっしゃいます。

先ほど述べた通り、更年期はホルモンバランスが乱れやすい時期ですので、出血量・生理周期などが大きく変わりやすいのです。

 

病気が原因で生理の量が少なくなる?

更年期に悩む主婦・山田さん
生理の量が減るだけでなく、他にも気になる症状があるのですが、これはどうしてでしょうか?
くみちゃん先生
過少月経のほかにも症状がある場合は、病気が原因の可能性もあります。気になる症状があるばあいは、早めに病院で検査を受けるようにしてくださいね。

 

子宮内膜症

子宮内膜症の中でも、チョコレート嚢胞(のうほう)にかかっていると、月経の量が少なくなることがあります。

子宮内膜症とは、本来子宮にできる内膜が、卵巣や腹膜など子宮以外の場所にできる病気のこと。チョコレート嚢胞(のうほう)とは、卵巣に内膜ができてい、はがれ落ちた内膜が卵巣にたまりチョコレートの色のどろどろとした嚢胞(血液でできた袋状のもの)ができることを指します。

通常は子宮にできた内膜がはがれ落ちて「生理」になりますが、卵巣にできた内膜ははがれ落ちても卵巣の中にたまっていくため、生理として出血しません。そのために、出血量が極端に少なくなることがあるのです。

 

子宮筋腫

子宮に筋腫があると、まれに生理の量が減少することがあります。

「え?子宮筋腫だと生理の量が多くなるんじゃないの?」と思われ方、その通りです。子宮に筋腫ができると、子宮内膜の面積が広がり、生理の量が多くなることがあります。

しかし、筋腫ができる場所と、症状の進行具合によっては、生理の量が少なくなることもあります。

 

甲状腺機能低下症

甲状腺ホルモンの分泌量が少なくなる甲状腺機能低下症になると、生理の量が少なくなることがあります。

甲状腺機能低下症でもっとも代表的なものが橋本病です。テレビ番組や雑誌などでも取り上げられることが多いので、耳にしたことがあるのではないでしょうか。国立成育医療研究センターによると、成人女性の7人~8人に1人は、橋本病を発症する素質があるとされています。

甲状腺機能低下症にかかると、

・寒く感じやすくなる
・顔や体がむくみやすくなる
・気力がない
・便秘になる
・声が枯れる

などの症状がでます。

更年期障害による症状にも似ているため、更年期障害と甲状腺機能低下症は見分けがつきにくいものです。ただ、甲状腺機能低下症などの甲状腺疾患があると、喉にある甲状腺がボコッと前に突き出すように腫れることが多いため、触診で分かることもあります。

「更年期障害と甲状腺疾患の違いとは?甲状腺疾患の原因と予防方法」も参考にしてくださいね。

 

低用量ピルが原因で生理の量が少なくなる?

くみちゃん先生
低用量ピルを服用していると、生理の量が少なくなることがあります。これはピルによって排卵が止まっている証拠なので、心配する必要はありませんよ。

低用量ピルを服用することで、生理の量が減ることがあります。

低用量ピルには、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)という女性ホルモンが配合されていて、偽妊娠状態を作り出し、排卵を止めることができます。排卵がおきないということは、子宮内膜もほとんど作られないということなので、生理の量も少なくなります。

低用量ピルを飲むことでほぼ100%避妊することができるため、経口避妊薬とも呼ばれています。また、避妊のためではなく、子宮筋腫や子宮内膜症によって生理痛がひどい人が服用することもあります。

「低用量ピルがもつ更年期障害改善効果まとめ!副作用は?何歳まで飲める?」の記事でもご説明していますが、更年期(もしくはプレ更年期)に、更年期症状を改善するために低用量ピルの服用を始める方もいらっしゃいます。

「ピルを飲みだしてから生理の量が急に減った!」という方は、ピルを服用したことが、一番の原因だと考えられます。

 

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