更年期の生理不順(月経不順)の症状・原因と、4つの対策法【病気の可能性も?】

生理不順とは、更年期に入った女性のほとんどが経験する症状の一つです。急に周期が乱れたり不安定になると、「何か病気なの?」と、とても不安に感じますよね。

この記事では、更年期におきる「生理不順」の原因と、今すぐできる対策法についてご説明しています。

 

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更年期におきる生理不順

更年期に悩む主婦・山田さん
更年期の生理不順とは、どのようなものなのでしょうか?
くみちゃん先生
更年期の生理不順は、人によってさまざまです。周期がいきなり短くなる、長くなる、間があくなどがあげられます。

 

生理不順とは、本来の正常周期である25日~38日が乱れ、周期が早くなったり遅くなったりすることをさします。生理不順は、更年期(主に40代~50代前半)にあらわれる典型的な症状の一つです。

更年期におきる生理不順は、「生理の周期が短い・長い」「周期が短くなったと思ったら、次は急に長くなった」など、人によってさまざまな症状がおきます。

24日間以下の周期で生理がくることを頻発月経(ひんぱつげっけい)、生理周期が39日間より長いことを稀発月経(きはつげっけい)と呼びます。

生理不順がおきて、1年以上生理がこなくなったら閉経を迎えたことになります。

また、生理不順だけでなく、「月経周期ではないのに出血がある」不正出血をおこすこともよくあります。不正出血については、別の記事でご説明させていただきます。

 

更年期に生理不順がおきる原因

更年期に悩む主婦・山田さん
なぜ更年期になると、生理不順がおきるようになるのですか?
くみちゃん先生
更年期に入って、女性ホルモンのバランスが乱れることで、生理不順がおきやすくなります。

更年期には、卵巣の働きが衰えるために、エストロゲンという女性ホルモンの分泌量が急激に低下します。エストロゲンが急激に減少することでホルモンバランスが乱れ、生理不順をおこすようになります。

日本人女性の閉経平均年齢は50歳だと言われていて、更年期に入る40代から、閉経にむけて生理不順や不正出血などがおきやすくなります。

 

更年期の生理不順を対策する方法

くみちゃん先生
更年期には「いつ生理がくるか分からない」状態になりますので、いつ生理がきても問題がないように、対策することが大切です。

ナプキンを持ち歩く

いつ生理がきてもいいように、外出時にはナプキンを持ち歩くようにしておくと、気持ち的に安心することができます。

あなたも既に感じていらっしゃるかもしれませんが、更年期にはいつ生理がくるか分からない状態になります。一時的に生理周期が安定したとしても、また不安定になることも大いにあり得ます。

また、「毎日、生理がくるのではないか不安になる」という方は、普段用の下着に、おりもの対策用のパンティライナーを付けるのもおすすめです。少しの出血であれば下着を汚さずに済みますし、更年期に多くなる「尿漏れ」にも対策をすることができます。

更年期に多くなる尿漏れについては、「更年期に頻尿・尿漏れ(尿失禁)しやすい原因と対策法まとめ」の記事を参考にしてくださいね。

 

基礎体温をつける

更年期に入ったら、基礎体温をつけることをおすすめします。

基礎体温をつけることで、自分の生理周期を把握することができ、生理不順が何によるものかを判断しやすくなるからです。

また、更年期は基礎体温が低くなりやすく、「自分だけとても寒がりになった気がする」とか「悪寒がしやすくなる」時期でもあります。基礎体温をつけていることで、どのような対策をとればいいかが分かりますよね。

自分の健康状態を知っておくためにも、ぜひ基礎体温をつけるようにしてみてください。

 

大豆イソフラボンを摂る

大豆イソフラボンは、エストロゲンと似たような働きをするため、月経不順を改善する効果が期待できます。

月経不順だけでなく「ホットフラッシュ」「めまい」「気分の落ち込み」などの更年期症状を改善する効果も期待できるため、更年期に入った女性は、特に積極的に摂ることをおすすめしています。

しかし、大豆イソフラボンの過剰摂取には注意が必要です。許容量以上の大豆イソフラボンを摂ってしまうと、血中のホルモン値が急激に増えるため、生理不順の症状が悪化したり、気分が悪いなどの体調不良をおこすことがあります。

大豆イソフラボンの摂取量や副作用については、「大豆イソフラボンが更年期障害に与える効果とは!摂取量や副作用は?」の記事にまとめています。ぜひ参考にしてください。

 

ストレスを解消する

更年期の生理不順は「ホルモンバランスの乱れ」が主な原因ですが、ストレスによって生理不順をおこしたり、症状を悪化させることがあります。更年期には、できるだけストレスをためないように気を付けましょう。

「ストレスで生理の周期が乱れるイメージがわかない」という人もいらっしゃるかもしれません。ストレスや悩みを抱えていると生理不順をおこす仕組みは、以下の通りです。

ストレスで生理不順がおきる仕組み
強いストレスを受けたり、悩みを抱えている

自律神経(交感神経と副交感神経のバランス)が乱れる

自律神経を調節している脳の視床下部という部分が混乱する

脳の視床下部はホルモンバランスも調節している器官のため、
生理不順や無月経をおこす

特に更年期は、ストレスを感じやすかったり、大きな悩みを抱えやすい時期でもあります。あなたも、旦那様との関係、お子様の今後のこと、家計のこと、仕事のこと、ご両親の介護のこと・・・など、ストレスに感じていたり悩んでいることがあるのではないでしょうか?

もちろん、少しストレスを感じるくらいで生理不順をおこすことはありませんが、「涙がでるくらいつらいと感じることがある」とか「悩みがあって何もやる気がでない、生きていくのがしんどい」と思い悩むほどのストレス・悩みがある場合は、生理不順をおこす可能性は大いにあり得ます。

一言に「ストレスを解消する」と言っても、そう簡単なことではありませんよね。「できるものなら、もうやっているよ」と思う方も、たくさんいらっしゃいますよね。ですが、ストレスをためないというのは、あなたの心や体にとても大切であるのは間違いのない事実なのです。

ですので、少しでもいいので「癒される」と思えることや、「楽しい」と感じられることに触れて、ストレスを解消するように意識してください。悩みや、つらいことは、あなた一人で抱えてしまわないようにしてください。「人に話しても同じよ」と思う気持ちはよくわかります。ですが「悩みを話す」だけでも、心がスッと楽になるものです。

 

病気が原因で生理不順をおこすことがある?

くみちゃん先生
生理不順だけでなく、他にも自覚症状がある場合、病気が原因の可能性もあります。気になる症状があるようでしたら、早めに病院で検査を受けてくださいね。

更年期におきる生理不順は、主にホルモンバランスの変化が原因ですが、婦人病が原因の可能性もあります。

生理不順をおこすことがある病気は、
・子宮筋腫
・子宮内膜症
・子宮頸管ポリープ
・膣炎
などがあげられます。

生理不順以外にも、「下腹部痛がある」「生理痛がある」などの症状がある場合は、早めに婦人科で診察を受けるようにしてください。

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