更年期に生理がこない・遅れるのはどうして?病気の可能性もある?

「生理がこなくなったけど、これってなぜ?」とお悩みの40代~50代女性の方、多くいらっしゃるのではないでしょうか。急に生理が止まると「もしかして病気!?」と不安になってしまいますよね。

こちらの記事では、主に40代~50代の更年期女性に生理がこなくなる原因をご紹介しています。

「生理不順」の記事については「更年期の生理不順(月経不順)の症状・原因と、4つの対策法【病気の可能性も?】」をご覧ください。

 

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生理がこない原因

ホルモンバランスの乱れ(更年期)

更年期(主に40代~50歳)に生理がこないのであれば、ほとんどの場合ホルモンバランスの乱れが原因である可能性があります。

更年期に入ると、卵巣の衰えからエストロゲン(女性ホルモン)の分泌量が減少し、ホルモンバランスが乱れた状態になります。そうすると、生理が短くなったり、長くなったり、生理不順がおきやすくなるのです。

おおよそ40歳頃から卵巣の衰えが顕著になりだし、ホルモンバランスが乱れやすくなるとされています。そして、日本人女性の閉経の平均年齢である50歳に近づいていくにつれ、急に生理がこなくなることがあるのです。

また、「生理がこなくなった」=「閉経」と考える人がいらっしゃいますが、これは間違いです。基本的に、生理がこなくなって約1年が経ったときに「閉経」とすることになっています。ですから、「生理がこなくなった!」と思っても、完全な閉経を迎えるまでは、また生理がくることもあります。

更年期に入り生理が止まった女性の多くは「一ヵ月経ったらまた生理がきた」というように、数週間~数か月経つとまた生理がくる方が多くいらっしゃいます。生理がこなくなった場合は、まず一ヵ月程度様子を見るようにしてください。それでも生理がこないのであれば、念のため婦人科で相談をするようにしてくださいね。

 

過度なダイエット

今、あなたはダイエットをしていますか?「減量をしているときに生理がこなくなった」というのであれば、ダイエットが原因です。

体重を落とそうとしてダイエットをすると、栄養不足になることがあります。栄養不足になると、まず「生きるために必要な活動をしている臓器」へ栄養をまわそうとします。例えば、全ての行動や活動を司っている「脳」、血液を運んでいる「心臓」などです。

しかし、「女性ホルモンの分泌」や「生理」はたとえ止まったとしても死ぬことはありませんよね。女性らしい体を作ったり、妊娠・出産するためには必要ですが、生きていくために必ず必要という訳ではありません。ですので、過度なダイエットをしているときに生理がこなくなることもあるのです。

 

過度なストレス

ストレスでも、生理がこなくなることもあります。

私たちがストレスを感じると、「活動の神経」と呼ばれている交感神経が活発になります。交感神経が活発になっても、「癒しの神経」である副交感神経が働きかけるため、自律神経(=交感神経と副交感神経)のバランスはうまく保たれています。

しかし、ストレスが強かったり頻繁にストレスを受けるようになると、つねに交感神経が活発な状態になってしまいます。そうなると副交感神経が働きかけても交感神経がしずまりにくくなり、自律神経が乱れてしまうのです。

自律神経が乱れると、自律神経を調節している脳の下垂体や視床下部(ししょうかぶ)という部分がうまく働かなくなってしまいます。脳の下垂体や視床下部はホルモンの調節もおこなっているため、自律神経が乱れると生理がこなくなることがあるのです。

日ごろ感じるような軽いストレスでいきなり生理がこなくなることはほとんどあり得ませんが、もしあなたが、毎日生きるのがしんどいと思うほどのストレスを感じていたり、思い悩むほどの悩みを抱えているようであれば、心労によって生理がこなくなっていることも考えられます。

特に更年期の女性は、ホルモンバランスも乱れやすくなっていますので、ストレスによって負担がかかると生理にも影響が出やすい時期。過度なストレスや悩みがあるようでしたら、少しずつでもいいので、ストレスを解消したり人に悩みを相談して心の負担を減らすようにしてみていただきたいと思います。

 

妊娠

「まさか更年期に妊娠している訳は・・・」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、妊娠の可能性もないとは言い切れません。

特に多いのが「生理がこなくなったから避妊をしなかったら妊娠していた」というパターンです。初めにも少し説明しましたが、生理がこなくなったからといって閉経を迎えたと言い切れる訳ではありません。ただ生理不順になっていただけで、排卵は続いていたため、妊娠してしまったということです。

更年期の妊娠については「更年期に妊娠する可能性と高齢出産の危険性について!確実な避妊方法も」の記事を参考にしてください。

 

病気が原因で生理がこないこともある?

橋本病という甲状腺疾患が原因で、生理がこなくなることがあります。橋本病とは、あなたの体を守ってくれるはずの「免疫」が、何らかの原因であなたの甲状腺を攻撃してしまう病気のことです。

橋本病は特に日本人女性がかかりやすく、国立成育医療研究センターによると、成人女性の7~8人に1人は橋本病の素質をもっていると発表されています。

橋本病にかかると、「寒がりになる」「顔や体がむくむ」「皮膚が乾燥する」「便秘がちになる」などの症状がでます。更年期障害の症状と似ているものも多いため、「自分は更年期障害の症状がでていると思っていたら、実は橋本病だった」という女性もとても多くいらっしゃいます。

命を脅かす病気ではありませんので、「もしかして自分は橋本病?」と思ったとしても、深刻に悩む必要はありません。しかし、症状が出るとおつらいでしょうから、橋本病のような症状がでているのであれば、早めに病院で診察を受けてくださいね。病院は通常の内科よりも、甲状腺を専門として診ている病院がおすすめです。

橋本病については、「更年期障害と甲状腺疾患の違いとは?甲状腺疾患の原因と予防方法」の記事で詳しく説明していますので、こちらを参考にしてくださいね。

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