更年期に入ってから「なぜか食欲が止まらない」「食べ過ぎてしまう」ことに悩んでいませんか?更年期に食欲が増加するのは、更年期特有の理由があるから。
こちらの記事では、更年期障害で食欲が止まらなくなる原因と対策法についてご紹介しています。
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更年期障害で食欲が止まらなくなる原因


①エストロゲンの減少
②ストレスがあげられます。
エストロゲン(女性ホルモン)の減少
更年期に入ると、食欲を抑える働きがあるエストロゲンが急激に減ってしまうため、食欲旺盛になることがあります。
サルを使った実験でも、エストロゲンを分泌している器官である卵巣を摘出したところ、過食傾向になったという結果が発表されています。「女性のヘルスケアとエストロゲン(武谷雄二著)」)
「更年期に入ってから食欲が止まらなくて、ついつい食べ過ぎてしまう」という人が多いのは、エストロゲンの分泌量が影響していて、自分では調整できないことが多いのです。もしも「どうしてこんなに食べ過ぎてしまうんだろう」と思っている方は、「更年期にはしょうがないのか!」とあまり悩み過ぎないようにしてくださいね。
ストレス
強いストレスや不安などを抱えていて、ストレス解消のために食べ過ぎてしまっている可能性もあります。
「疲れたあとやイライラしているときに何かを口にしてしまう」「お菓子を食べるのをやめられない」ということ、ありますよね。そして、「また食べちゃった」と罪悪感にさいなまれることもあります。ですが、これは人間の仕組みを考えると当然のことなのです。
ご飯を食べると幸せになれたり、楽しい気分になれますよね。これは単純に「おいしいものを食べたから」ではなく、ご飯を食べると副交感神経が刺激され、脳が楽しい気分になってリラックスしているからです。
精神状態に問題がなければ「一日三食食べる」ことを守りやすいのですが、ストレスや不安があるときは「ついつい食べ」をしてしまいやすくなります。これは、脳が「食べるとリラックスできる」と分かっているために、無意識に「何か食べよう」という発想が生まれてしまうから。
私たち更年期女性は、特に悩みを抱えたり、ストレスを感じやすい時期にあります。旦那のこと、家計のこと、子育てのこと、自分の将来のこと、仕事のこと・・・毎日考えなければならないことでいっぱいで、どうしてもイライラしたりストレスを感じがち。
あなたが食べるのを止められないのは、ストレスのせいかもしれません。
食欲が止まらないのを対処する方法
ゆっくり噛む
「ご飯を30回噛むとお腹がいっぱいになりやすい」と聞いたことがある方も多いと思います。これは事実で、何かを噛めば噛むほど満腹中枢が刺激されて、お腹がいっぱいだと感じやすくなります。
「食欲をまったくなくす」ことはできませんが、食べるご飯の量が確実に減りますよ。
食事前にコップ一杯の水を飲む
ご飯やお菓子を食べる前に、コップ一杯のお水を飲みましょう。そうすることでお腹が満たされ「もう食べなくていいかも」という気分になります。
私も実際に試していて、正直なところ、いつもいつも食欲を止められる訳ではありません(笑)。しかし、「ちょっと何か食べたいな~」が続いたときなんかは、お水を飲むことで「そうでもなかったかも」と食べるのをやめることができました。
ガルシニアを摂る
ガルシニアとは、オトギソウ科という植物に含まれている栄養素のこと。このガルシニアには、空腹感をおさえる働きがあります。(参考:江崎グリコ株式会社)
ガルシニアは主にサプリメントやプロテインなどに配合されています。一般的な食品にはあまり含まれていませんので、サプリやプロテインから摂取することになります。
管理人のおすすめは「ザバス・ダイエットプロテイン」です。減量したい人のために作られていますので、「食欲を抑えたい」だけでなく「痩せたい」と願う女性にもってこいのプロテインです。
ガルシニアがたっぷり入っていますので、ご飯の前に一杯飲むだけで「今日はご飯少なくていいや」とかなり満腹感につつまれます。また、定期的に飲んでいると小腹が減らなくなって、ちょいちょい食べが減りました!
「ついつい食べるのを絶対にやめたい!」と強く思われている方に、特におすすめです。